2016年 07月 12日
茗荷狩りの旅
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台湾では大抵のものが手に入りますが、なかにはかなり困難な品もあります。茗荷もその一つで、存在自体が知られていないこともありほとんど入手することができません。
全くないわけではなくごく一部の日系デパートなどでは日本からの輸入品を売ってたりしますが、1本あたり(1パックではありません)45元前後と非常に高価で簡単には買えません。
では台湾産はないのかと調べてみたところ、断片的にいくつかの情報がありました。
・南投の試験場で試したところ生育は良好であった
・阿里山の標高1300~1500地帯、林の影に生えている。5~8月が旬。龍雲休閒農場では宿泊客の食事に出している。
・高雄の一部にもあるらしい
ということで以前から気になっていて、一度探しに行きたいと思っていたのですがこの度ようやく実現して行って参りました。
もう一人茗荷好きの日本人をメンバーに加え、車を調達して一路阿里山へ。雨がじゃんじゃん降ってましたが気にしてはいけません。
龍雲休閒農場が近くなったところで道すがら林の中をチェック。それっぽい植物を見かけると止めて根本をチェックしますが茗荷は見当たりません。たまたまないのか、そもそも似た植物と間違えているのか。傍から見るとかなり怪しい二人組です。
そこで一旦農場まで行き、尋ねてみることにしました。ざっと敷地内を見たところそれらしいものが植えられており、確かに栽培されている様子。
売店の小姐に尋ねると「ああそれね、今はないわ」。どうも丁度採り終えてしまった後か、天候の関係(雨が続くと腐ってしまうらしい?)でない様子。栽培しているのは老闆娘で、その人はよくわからないのであるかどうか聞いてくれることになったのですが、どうも来てもらうのに時間がかかりそうでした。
すでに1時を回っており、空腹なので「後でまた来ます」と告げて奮起湖へ向かいました。昼食を食べるべく弁当店へ向かう途中、道端のおばちゃん露天に茗荷が!
思わず興奮する我々、台語で色々説明してくれるおばちゃん(美味しさのアピールをしていたらしい)。大小あったのでもちろん大きいパックを購入、30個くらいは入っていてたったの100元ですよ。
その後天然わさびも購入、満足して奮起湖を後にしました。
帰りがけにそれっぽい植物が群生している場所があったのでしつこく掘ってみたものの見つからず。茗荷にしてはちょっと背が高い気がするので、やはり違う植物なのか?
モノは入手したので農場の再訪問はぜず、近くにある原住民経営のカフェでお茶して帰ることにしたのですが、そこで試しに老闆娘に見せて知ってます?と聞いてみると「ああ、うちも栽培してるわよ。自分たちで食べるだけで販売はしていないけど」とのこと。そして栽培している場所も見せてもらいました。
さらに生育場所について聞いてみると「その辺に生えていることはないわね。多分あなた達が見たのは野生の生姜」とのことで、「基本的に好きな人が自家用に植えている」ことがわかりました。
できれば自分で栽培できると最高で、苗を持ち帰ることも検討したのですがどうみても台北の平地では気温が高すぎ生育しないようなので断念。
継続して入手するには栽培者と話をして送ってもらうしかなさそうです。
全くないわけではなくごく一部の日系デパートなどでは日本からの輸入品を売ってたりしますが、1本あたり(1パックではありません)45元前後と非常に高価で簡単には買えません。
では台湾産はないのかと調べてみたところ、断片的にいくつかの情報がありました。
・南投の試験場で試したところ生育は良好であった
・阿里山の標高1300~1500地帯、林の影に生えている。5~8月が旬。龍雲休閒農場では宿泊客の食事に出している。
・高雄の一部にもあるらしい
ということで以前から気になっていて、一度探しに行きたいと思っていたのですがこの度ようやく実現して行って参りました。
もう一人茗荷好きの日本人をメンバーに加え、車を調達して一路阿里山へ。雨がじゃんじゃん降ってましたが気にしてはいけません。
龍雲休閒農場が近くなったところで道すがら林の中をチェック。それっぽい植物を見かけると止めて根本をチェックしますが茗荷は見当たりません。たまたまないのか、そもそも似た植物と間違えているのか。傍から見るとかなり怪しい二人組です。
そこで一旦農場まで行き、尋ねてみることにしました。ざっと敷地内を見たところそれらしいものが植えられており、確かに栽培されている様子。
売店の小姐に尋ねると「ああそれね、今はないわ」。どうも丁度採り終えてしまった後か、天候の関係(雨が続くと腐ってしまうらしい?)でない様子。栽培しているのは老闆娘で、その人はよくわからないのであるかどうか聞いてくれることになったのですが、どうも来てもらうのに時間がかかりそうでした。
すでに1時を回っており、空腹なので「後でまた来ます」と告げて奮起湖へ向かいました。昼食を食べるべく弁当店へ向かう途中、道端のおばちゃん露天に茗荷が!
思わず興奮する我々、台語で色々説明してくれるおばちゃん(美味しさのアピールをしていたらしい)。大小あったのでもちろん大きいパックを購入、30個くらいは入っていてたったの100元ですよ。
その後天然わさびも購入、満足して奮起湖を後にしました。
帰りがけにそれっぽい植物が群生している場所があったのでしつこく掘ってみたものの見つからず。茗荷にしてはちょっと背が高い気がするので、やはり違う植物なのか?
モノは入手したので農場の再訪問はぜず、近くにある原住民経営のカフェでお茶して帰ることにしたのですが、そこで試しに老闆娘に見せて知ってます?と聞いてみると「ああ、うちも栽培してるわよ。自分たちで食べるだけで販売はしていないけど」とのこと。そして栽培している場所も見せてもらいました。
さらに生育場所について聞いてみると「その辺に生えていることはないわね。多分あなた達が見たのは野生の生姜」とのことで、「基本的に好きな人が自家用に植えている」ことがわかりました。
できれば自分で栽培できると最高で、苗を持ち帰ることも検討したのですがどうみても台北の平地では気温が高すぎ生育しないようなので断念。
継続して入手するには栽培者と話をして送ってもらうしかなさそうです。
by akibaline
| 2016-07-12 14:48
| A級美食